Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月13日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(37)仏教哲学-時間観(十二)ナーガールジュナの10
 龍樹が第19章の「時間の考察」「4以如是義故 則知余二時 上中下一異 是等法皆無」のなかで上・中・下など、龍樹が上・中・下等と多数性などを解すべきであるとしているのは時間と極めて関係が深いとみられる空間を意識している。そこでは空間の一部を占める空間を上・中・下の区間とし、此の偈が上・中・下の空間に関しても適用できるものかを検討してみたい。上と中が下に存在していれば下は中と上に影響することができる。ところが、上と中は下ではないのでそれが下に存在するというのは矛盾する。一方、上と中が下に存在していなければ、下は存在していないものに影響することはできないので、上と中に影響することができず、上と中は存在しないことになる。上と中が下に存在しても存在しなくても矛盾が起きるというジレンマが見られる。此処では空間を上方の空間・中間の空間・下方の空間を区間として区別などは人間の表象であり空間には区間としての区別などは無いと説いていると取れます。事実、実際には空間の捉え方は大宇宙から見れば上中下の意味は無く、渡り鳥や渡りの蝶(Danaus plexippus)には空間の捉え方が人間の観想とは違っているのでしょうが、その真意ははかりかねます。偈の通りに受け止めれば、空間さえ人間の仮象だと説いているのでしょうか。

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最終更新日  2013年04月13日 06時19分42秒
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