Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年05月11日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(60)私見-時間観(六)空間と時間1
 ベルクソンは「空間」を「時間」に優先する等質的な実在と看做しています。即ち、空間が等質ならば「一の全体」であり、同じく「時間」が等質であることには「等質」なものといえば「空間と時間」のどちらかが区別出来得ず矛盾性があるとします。しかし、外在する「空間」が真実実在として等質なものなのでしょうか。ベルクソンは原子の存在は勿論捉えていたにかかわらず、世界内に外在して形あるものを「形態化」しているものであり、空間の位置を占拠するものとみています。しかしながら、固体と呼ばれるものは人間を含めて、あらかた空間から成り立っていることは、エックス線が人間を貫通することからも解ります。太陽などにしてもニュートリノが直線的に通過する謂わばゼリーです。ブラックホールにしても光を捉えて離さないとはいえ、増々収縮の度合いを加速して、空間を凝縮し、ガンマ線等を放出して最後は蒸発する運命にあります。それらは皆、空間を抱えているからの運命でしょう。原子核及び素粒子はたまた光子にしても破壊される可能性があるものは、内部に空間性を持つことが予見されます。それでは此の世に空間の無い真実の「凝固体」は有るのか、それとも有ったのかといえば、宇宙の変化を遡ればみえてきます。ビッグバンを起こす究極の固体「コア(核)」の存在です。僅か「角砂糖」の存在ですが、此れこそが究極の「空間」を持たない存在でしょう。ビッグバンによって初めて宇宙は空間化して成長していきます。その空間とは等質的で虚無的な「空ろ」な存在ではなく、「運きと変化」を齎す「力場」で充満しています。それを人間の観念は「時間」という観念を以って運動の前後の変化の数として捉え、空間も時間も「等質」なものと一般には捉えらて、両者を共に「実在」と看做します。しかし、「時間」はまだしも「空間」は存在そのものであり、時間はその派生的な観念に過ぎないことには注意すべきでしょう。

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最終更新日  2013年05月11日 08時50分55秒
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