Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年05月22日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(66)私見-時間観(十二)ゼノンの飛ぶ矢の矛盾の2
 ゼノンが提供したパラドックスのうちは「飛ぶ矢」の第二定義では、2;矢は、飛んでいるあいだのどの瞬間においても、ある一つの場所を占める。此処では空間を占有する矢を定義して、無限に切り詰めた限界としての「瞬間」である「時間」を空間に求めています。空間が時間の奴隷ならそれもあり得ましょうが、等質的環境で変化する空間の「運動の軌跡」にたいして、時間を導入して、静止するものの占有を求めるのも無駄でしょう。第三の定義では、3;ゆえに、矢は、飛んでいるあいだのどの瞬間に於いても、静止している。此処でも「空間」に「どの瞬間に於いても」と時間を導入しています。矢の軌跡に(運動の過去の軌跡)を人間が表象する無限に分割できる空間、但し、時間は分割不可能であるが空間は分割可能であるとして、それをあてがって、軌跡に、まるで金太郎飴みたいに過去時を存在させています。運動が分割可能と断定されるときに考えられているのは、通過した空間のことであって、あたかも空間と運動そのものを同一視した結果「飛ぶ矢」は無限にスライスさせられた金太郎飴になっています。「飛ぶ矢」の空間のどの地点を考えようと、そこには空間上の点としての位置しか得られないことに気付いていません。

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最終更新日  2013年05月22日 06時28分54秒
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