Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年07月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記 第44章・ヨセフの真意は
 44:1さてヨセフは家づかさに命じて言った、「この人々の袋に、運べるだけ多くの食糧を満たし、めいめいの銀を袋の口に入れておきなさい。44:2またわたしの杯、銀の杯をあの年下の者の袋の口に、穀物の代金と共に入れておきなさい」。家づかさはヨセフの言葉のとおりにした。44:3夜が明けると、その人々と、ろばとは送り出されたが、44:4町を出て、まだ遠くへ行かないうちに、ヨセフは家づかさに言った、「立って、あの人々のあとを追いなさい。追いついて、彼らに言いなさい、『あなたがたはなぜ悪をもって善に報いるのですか。なぜわたしの銀の杯を盗んだのですか。44:5これはわたしの主人が飲む時に使い、またいつも占いに用いるものではありませんか。あなたがたのした事は悪いことです』」。44:6家づかさが彼らに追いついて、これらの言葉を彼らに告げたとき、44:7彼らは言った、「わが主は、どうしてそのようなことを言われるのですか。しもべらは決してそのようなことはいたしません。44:8袋の口で見つけた銀でさえ、カナンの地からあなたの所に持ち帰ったほどです。どうして、われわれは御主人の家から銀や金を盗みましょう。44:9しもべらのうちのだれの所でそれが見つかっても、その者は死に、またわれわれはわが主の奴隷となりましょう」。44:10家づかさは言った、「それではあなたがたの言葉のようにしよう。杯の見つかった者はわたしの奴隷とならなければならない。ほかの者は無罪です」。44:11そこで彼らは、めいめい急いで袋を地におろし、ひとりひとりその袋を開いた。44:12家づかさは年上から捜し始めて年下に終ったが、杯はベニヤミンの袋の中にあった。44:13そこで彼らは衣服を裂き、おのおの、ろばに荷を負わせて町に引き返した。44:14ユダと兄弟たちとは、ヨセフの家にはいったが、ヨセフがなおそこにいたので、彼らはその前で地にひれ伏した。44:15ヨセフは彼らに言った、「あなたがたのこのしわざは何事ですか。わたしのような人は、必ず占い当てることを知らないのですか」。44:16ユダは言った、「われわれはわが主に何を言い、何を述べ得ましょう。どうしてわれわれは身の潔白をあらわし得ましょう。神がしもべらの罪をあばかれました。われわれと、杯を持っていた者とは共にわが主の奴隷となりましょう」。44:17ヨセフは言った、「わたしは決してそのようなことはしない。杯を持っている者だけがわたしの奴隷とならなければならない。ほかの者は安全に父のもとへ上って行きなさい」。44:18この時ユダは彼に近づいて言った、「ああ、わが主よ、どうぞわが主の耳にひとこと言わせてください。しもべをおこらないでください。あなたはパロのようなかたです。44:19わが主はしもべらに尋ねて、『父があるか、また弟があるか』と言われたので、44:20われわれはわが主に言いました、『われわれには老齢の父があり、また年寄り子の弟があります。その兄は死んで、同じ母の子で残っているのは、ただこれだけですから父はこれを愛しています』。44:21その時あなたはしもべらに言われました、『その者をわたしの所へ連れてきなさい。わたしはこの目で彼を見よう』。44:22われわれはわが主に言いました。『その子供は父を離れることができません。もし父を離れたら父は死ぬでしょう』。44:23しかし、あなたはしもべらに言われました、『末の弟が一緒に下ってこなければ、おまえたちは再びわたしの顔を見ることはできない』。44:24それであなたのしもべである父のもとに上って、わが主の言葉を彼に告げました。44:25ところで、父が『おまえたちは再び行って、われわれのために少しの食糧を買ってくるように』と言ったので、44:26われわれは言いました、『われわれは下って行けません。もし末の弟が一緒であれば行きましょう。末の弟が一緒でなければ、あの人の顔を見ることができません』。44:27あなたのしもべである父は言いました、『おまえたちの知っているとおり、妻はわたしにふたりの子を産んだ。44:28ひとりは外へ出たが、きっと裂き殺されたのだと思う。わたしは今になっても彼を見ない。44:29もしおまえたちがこの子をもわたしから取って行って、彼が災に会えば、おまえたちは、しらがのわたしを悲しんで陰府に下らせるであろう』。44:30わたしがあなたのしもべである父のもとに帰って行くとき、もしこの子供が一緒にいなかったら、どうなるでしょう。父の魂は子供の魂に結ばれているのです。44:31この子供がわれわれと一緒にいないのを見たら、父は死ぬでしょう。そうすればしもべらは、あなたのしもべであるしらがの父を悲しんで陰府に下らせることになるでしょう。44:32しもべは父にこの子供の身を請け合って『もしわたしがこの子をあなたのもとに連れ帰らなかったら、わたしは父に対して永久に罪を負いましょう』と言ったのです。44:33どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください、44:34この子供を連れずに、どうしてわたしは父のもとに上り行くことができましょう。父が災に会うのを見るに忍びません」。
 酒宴の席の裏では、ヨセフは執事に、兄達が買った穀物の荷の中にまた銀を戻しておき、更には、わたしの銀杯をあの一番年下の者の袋に入れておくようにと命令しています。勿論の事、家宰である執事は命じられたとおりにしました。そして翌朝、兄弟がロバと共に出発した後。ヨセフは執事に命令を与えて彼らを追わせたのです。執事は追いつくと「なぜ私の主人の大事な銀杯を盗んだのか」と詰問、一難去ったと思えばまた一難。兄弟は潔白であることから驚いて容疑を否定し、「もし荷物からその銀杯が見つかれば、その者は死罪に、他の兄弟もみな奴隷に」と答えました。しかし執事が長男から順に荷を検(あらた)めていくと、なんと、絶対に父ヤコブのもとに連れ帰らなくてはならないベニヤミンの荷から銀杯が出現、兄達はヘブライ人にとって最大の悲しみの表現「衣を引き裂いた」。致し方なく項垂れヨセフのもとに連行されて行きます。兄達は、先程まで楽しんだ場所であった官邸へ連行されると、ヨセフの前で平伏、四男のユダはヨセフがなぜ杯を盗んだのかと尋問を始めると、回し者疑惑に始まるこれらの身に覚えのない災難は、主なる神の罰に違いないと思い、此処にいたってどう言えば潔白を証明できましょう、神がしもべどもの罪を暴かれたのですと返答します。その罪とは、妬みのためにヨセフを売り飛ばしたこと。その報いであるなら、犯行に加わらなかったベニヤミンを除いて全員が罰を受けなければならない。そう覚悟したところへ、ヨセフはこう宣言したのです。杯を見つけられた者だけがわたしの奴隷となり、他の者は皆安心して父親のもとへ帰るがよい。ヨセフの真意は愛する弟ベニヤミンを手元に置き、自分を売り飛ばした兄たちを去らせたいのか、それともヨセフは、自分を売り飛ばしたのと同じ境遇に兄たちを置きどのように行動するか、即ち父ヤコブの目の届かない野で自分を売り飛ばしたように、父の愛を一人占めにしているベニヤミンを、父の目の届かないところで見捨てるかどうかを。得意げで高慢ちきなで生意気なヨセフは神の導きを通して現在がある。この年月のうちに、神の手により兄たちも変わっているなら、その時には正体を明かそう。しかし、もし兄たちが昔のままだったならと考えている時、ひれ伏していた兄弟の中からユダが進み出て弁明をはじめます。した。ユダは切々と訴えました。主なる君が末の弟を連れて来いと言われた時、あの子が父親のもとを離れれば、父は死んでしまいますと答えたのに、連れてこなければ二度と目通りは許さんと言われたこと。父にとって末の弟は、最愛の妻ラケルが生んだ二人の息子のうちの生き残りであること。それを連れ帰らないなら、父の魂はこの子の魂と堅く結ばれているから、父は死んでしまうし、自分たちは白髪の父を悲嘆のうちに陰府に下らせる不孝者になってしまうこと。出発してくるとき、自分が父にこの子の安全を保障して、もし連れ帰らないようなことがあれば自分が父に対して生涯その罪を負い続けると言ったこと。そしてユダは、末弟の代わりに自分を奴隷として残し、末弟をほかの兄弟たちと一緒に帰らせてくれるようにと、ヨセフに願ったのです。ベニヤミンを連れずに、どの面さげて父の顔を見られるでしょう。父に襲いかかる苦悶を見るに忍びないですからと訴えます。

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最終更新日  2013年07月09日 06時18分53秒
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