Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年08月08日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」出エジプト記 第15章・モーセと民が主を賛美
 15:1そこでモーセとイスラエルの人々は、この歌を主にむかって歌った。彼らは歌って言った、「主にむかってわたしは歌おう、彼は輝かしくも勝ちを得られた、彼は馬と乗り手を海に投げ込まれた。15:2主はわたしの力また歌、わたしの救となられた、彼こそわたしの神、わたしは彼をたたえる、彼はわたしの父の神、わたしは彼をあがめる。15:3主はいくさびと、その名は主。15:4彼はパロの戦車とその軍勢とを海に投げ込まれた、そのすぐれた指揮者たちは紅海に沈んだ。15:5大水は彼らをおおい、彼らは石のように淵に下った。15:6主よ、あなたの右の手は力をもって栄光にかがやく、主よ、あなたの右の手は敵を打ち砕く。15:7あなたは大いなる威光をもって、あなたに立ちむかう者を打ち破られた。あなたが怒りを発せられると、彼らは、わらのように焼きつくされた。15:8あなたの鼻の息によって水は積みかさなり、流れは堤となって立ち、大水は海のもなかに凝り固まった。15:9敵は言った、『わたしは追い行き、追い着いて、分捕物を分かち取ろう、わたしの欲望を彼らによって満たそう、つるぎを抜こう、わたしの手は彼らを滅ぼそう』。15:10あなたが息を吹かれると、海は彼らをおおい、彼らは鉛のように、大水の中に沈んだ。15:11主よ、神々のうち、だれがあなたに比べられようか、だれがあなたのように、聖にして栄えあるもの、ほむべくして恐るべきもの、くすしきわざを行うものであろうか。15:12あなたが右の手を伸べられると、地は彼らをのんだ。15:13あなたは、あがなわれた民を恵みをもって導き、み力をもって、あなたの聖なるすまいに伴われた。15:14もろもろの民は聞いて震え、ペリシテの住民は苦しみに襲われた。15:15エドムの族長らは、おどろき、モアブの首長らは、わななき、カナンの住民は、みな溶け去った。15:16恐れと、おののきとは彼らに臨み、み腕の大いなるゆえに、彼らは石のように黙した、主よ、あなたの民の通りすぎるまで、あなたが買いとられた民の通りすぎるまで。15:17あなたは彼らを導いて、あなたの嗣業の山に植えられる。主よ、これこそあなたのすまいとして、みずから造られた所、主よ、み手によって建てられた聖所。15:18主は永遠に統べ治められる」。15:19パロの馬が、その戦車および騎兵と共に海にはいると、主は海の水を彼らの上に流れ返らされたが、イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行った。 15:20そのとき、アロンの姉、女預言者ミリアムはタンバリンを手に取り、女たちも皆タンバリンを取って、踊りながら、そのあとに従って出てきた。 15:21そこでミリアムは彼らに和して歌った、「主にむかって歌え、彼は輝かしくも勝ちを得られた、彼は馬と乗り手を海に投げ込まれた」。15:22さて、モーセはイスラエルを紅海から旅立たせた。彼らはシュルの荒野に入り、三日のあいだ荒野を歩いたが、水を得なかった。 15:23彼らはメラに着いたが、メラの水は苦くて飲むことができなかった。それで、その所の名はメラと呼ばれた。 15:24ときに、民はモーセにつぶやいて言った、「わたしたちは何を飲むのですか」。 15:25モーセは主に叫んだ。主は彼に一本の木を示されたので、それを水に投げ入れると、水は甘くなった。その所で主は民のために定めと、おきてを立てられ、彼らを試みて、 15:26言われた、「あなたが、もしあなたの神、主の声に良く聞き従い、その目に正しいと見られることを行い、その戒めに耳を傾け、すべての定めを守るならば、わたしは、かつてエジプトびとに下した病を一つもあなたに下さないであろう。わたしは主であって、あなたをいやすものである」。15:27こうして彼らはエリムに着いた。そこには水の泉十二と、なつめやしの木七十本があった。その所で彼らは水のほとりに宿営した。
 女預言者でモーセとアロンの姉のミリアムが、他の女たちとともにタンバリンを手に、数百年にわたる奴隷の状態から救い出し、劇的にエジプト軍を打ち破った主への賛美は、歌にあわせて踊り出したときは、此の歌声はイスラエルの民を引き入れ延々と続いたことでしょう。詩歌の要点は肉迫するエジプト軍に怯えるイスラエルの民に対してモーセの、これは主の戦いである、あなた達は静かにしていなさいと言ったことを思い出して歌ったものです。しかし、アロンの姉のミリアムがモーセに立ち向かうことが生じます。此の中盤のペリシテの住民はイスラエルの宿敵であり、占領さえされた民族、エドムはイサクの長男エサウの血統、モアブは山沿いの民、カナンは平野の民です。これからイスラエルは、約束の地に向かって進んでいき、行く手に立ちふさがるであろうこれらの諸民族も、あのエジプトでさえ、イスラエルの神の前には無力だったと沈黙すると歌っています。「あなたの嗣業の山に植えられる」と歌われている嗣業とは、代々嗣いでいく業という意味で、旧約聖書ではおもに相続する土地のことを言います。イスラエルが子々孫々まで受けついでいく土地を、奴隷だった彼らに永遠の国土を、主が与えてくれると歌うのです。そして、イスラエルの真っ只中に主の聖所がおかれ、永遠に神である主に直接統治されると歌っているのです。ところがやがてイスラエルはその主に統治されるよりも人間の王に統治されるほうが良いと言って主から離れていきますが、後の聖王ダビデはイスラエルの「真の王」は主であると断言しています。それ故にイスラエルは長きに亘って、士師(捌き司)を戴くことはあっても、本来的な王による統制形態は無かった。仮にモーセが王に就くと言えば民の反対は出ないと考えられるにも拘わらず、何故に王政を採らなかったか。一つにはモーセがエジプトに於けるファラオの世継ぎ争いでの国の混乱、更には寄留人に王権が奪略されていまった中期ファラオの時代に、世襲制の地位の危うさを見たからに違いありません。二つ目はイスラエルの真の王が主なる神だと考えて、神以外に絶対者がいないことも主張しています。追手のエジプト軍から解放され、自由となったイスラエルはいざ、約束の地へと行進。ところが今度は内面の戦いが始まります。自己との戦い、不信仰との戦い、罪との戦いです。モーセが民を海辺から出発させ荒野に踏み入ってから三日目。早くもイスラエルは主に反抗を始めます。オアシスには辿り着いたものの水は苦くて飲めない。指導者モーセに向かって「何を飲めって言うんだ」と不平を言いだす始末。このマラ(苦い)での不平は、神の民イスラエルの反抗の苦い一歩となりました。

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最終更新日  2013年08月08日 06時43分58秒
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