Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年10月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「直覚霊知」23 人間の本質・記憶(秘学論理)
 動物は、自然世界から規則正しい刺激、昼夜の交代などをもって外世界の影響を受けています。寒暖や快苦の体験を通して、規則的に繰替えされる状況から自らの意識を持ち得ます。だが、人間生活は、特に欲望や願望は動物の意識を遥かに超えた誘因によって引き起こされます。動物の場合は、その行動の誘因が何処にあるかば、それが体内的なものか対外的なものかは観察すれば容易に解かります。ところが、人間の場合は、欲望や願望の誘因が何処にあるかが判然としない場合が生じます。其のような誘因の源泉が「直覚霊知」してみると、「自我」に帰結することが解かります。それ故、「自我」こそが人間を「万物の霊長」とする、最も高次の本性を持ち得た者としています。意識様態のみでは、快不快や餓えと渇きを感じても、此れこそが持続的なものだという感情は現出しません。そのときには持続そのものでなく、持続を体験するものが必要とされます。自我はその時に初めて目覚めるのです。自我が目覚めるのは、時々変化する体験を通して持続観念を持ち得た時なのです。その持続を可能なら占める存在が「記憶」です。否、動物にも記憶力があるとの反発は当然に出てきましょう。忠犬ハチ公を例に上げるまでもなく、主人に再開した時の犬の態度は、記憶力そのものではないかとの批判です。しかし、それは犬が主人との強い結びつきを感じるとき、主人の存在が快感情を、その都度新たに起こさせるのです。それでも、主人の不在を悲しむ犬の様子は、記憶の存在を示すと主張されるかとは想われますが、それは犬が主人との共同生活で、主人の存在が不可欠になっているだけで、いわば動物が餓えを感じるときと同様の状態なのです。仮に動物に記憶力が備わっているとすれば、その特性である持続から派生する「時間概念」を持っている筈ですが、動物の行動や態度を観察すれば、其のようなものが無いことは容易に見て取れるでしょう。

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最終更新日  2013年10月24日 06時38分43秒
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