Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年10月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「直覚霊知」24 人間の本質・忘却(秘学論理)
 意識様態のみでは人間には「自我」は生じない。その都度の体験から行動を起こすのみです。其の意識様態の覚醒と睡眠の場合と自我と「忘却」は対応しているように似ています。眠りがその日の皆苦及び心配事を消し去る如く、「忘却」は人生の悪しき経験に覆いをかぶせて、それによって過去ある部分を消し去ります。また、消耗しきった生命力を、新たに漲(みな)ぎらせるためには、睡眠が欠かせないのと同様に、新たな体験と自由に挑戦するには、過去の否定的部分を記憶から消し去らねばならない状況が生じます。それには「忘却」が必要であり、はたまた、其の忘却からこそ新しき何かを学ぼうとする意欲が沸き出します。例えばあなたが漢字の書き順を考察すれば、その一つ一つを覚えていないにもかかわらず書く筆順能力が後に残されています。あなたが筆をとるたびに、書き方全てを心に想い浮かべなければならないとしたら、恐らくは筆が進まず何も書けないことになる筈です。それ故、その記憶にも単純なものから複雑なものまで段階があります。単純な形式としては、対象を知覚し離れた後も、その印象を呼び起こすことです。人間が動物と違うところは、印象を保つことにあるのです。意識様態が知覚として受けたものを、自我がその印象を自分に取り込み、記憶として保ち続けるのです。その意識を永続的なものにするのが「霊魂」と呼ばれる存在です。その自我が対象を意識するだけでなく、更に意識に対して働き掛けるときは、自我の本性は一段高次の霊魂の存在に近づいています。その活動を通して、増々、自我は知覚の対象から離れて、自我其のもののなかで活動し、そして自我が自己そのものの中に働きを強めていくと、ある高貴な存在になります。自我が理性的な直感によって意識さえ要しない状態に入ります。其処にはもはや外感覚世界はありません。

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最終更新日  2013年10月25日 07時34分32秒
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