Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年02月08日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」宗教と科学(五十)
 霊的自然力の人格化が支配階級に結び付けられいた時代にも、他方では否応なしに社会的要請から分業化が進み貨幣経済と生産技術の発展に伴い科学的知識が発達します。其のことは科学的知識とは対角関係ともいえる「現生と彼の世」の存在を基底とした神秘主義や宗教との対立を齎す筈でした。ところがエジプトであれインド大陸であれモーゼの例を見るまでもなく科学的知識が其の時代の最高学府である王権の庇護下にあった神官(エジプトの例では特に職業神官としてのヘム・ネチェルが有名)が独占するという矛盾が表面化します。此の段階ではモーゼの著と想われる「旧約聖書」で、当時の王室最高学府の科学的知識を持つモーゼが」隷従する民族を救出せよとの預言に困惑する記述によく表れています。史的解釈的にはモーゼが宗教観を奴隷民族解放の手段として持ち込んだとも考察することもあり得ましょうが、逆に科学的知識が直覚には何程の力を持たないことの証しだともいえるのです。ただ、其れにもかかわらず科学的知識は時代を通じて宗教的観念に挑戦するという性格を帯びています。其れは為政者や宗教が権威をかざす程挑戦的になります。

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最終更新日  2015年02月08日 11時08分34秒
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