Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月08日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」哲学の波紋(六十三)
 アレクサンドロスの遠征・征服した領域は最大領域は東西4500kmに及ぶ其れまでの世界史上最大の面積を誇ります。帝国の名称さえ定着せずに若干にて夭折した後は、大王の遺言に忠実に「最強の者が帝国を継承」しようとして覇を争うことになり、アンティゴノス、セレウコス、プトレマイオス他の諸将によるディアドコイ戦争を経て分裂、やがて紀元前3世紀にアンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、女王クレオパトラを最後とするプトレマイオス朝エジプトのヘレニズム三王国が出現し、それらは互いに相争っていたもののひとまずはこの三国鼎立の形に落ち着き、所謂ヘレニズム時代が幕を開けます。その間アレクサンドロスの一族はディアドコイ戦争中に殺害され、アレクサンドロスの血統は断絶し稀代の「霊性」を身に付けたカリスマの一族の血統は絶えます。彼の思考には当時における人種差別主義は恩師アリストテレスの薫陶にて無く、ペルシャ文化への融合に心を配り、自らダレイオス3世の娘を娶りペルシア人と部下の集団結婚を奨励しています。其後ヘレニズム文化へ移行した世界はギリシア文化とオリエント文化が融合、東アジアの思考へ、更には影響は極東にまで及びます。歴史に若しもや仮定は許されないが時代が時代で近接していることから、インド大陸の哲学の祖シッダルタと会話したらとの誘惑に駆られます。転生を確信しても其れを克服する哲学を説くシッダルタとアリストテレスの「霊魂観」を信奉するアレクサンドロスとの会話は相互の霊性が共鳴したことでしょう。哲学であれ宗教であれ辛苦脱出の手段だけではなく人間に夢ある幸いを齎すことを「直覚」は囁きます。

Cleopatra1
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最終更新日  2015年03月09日 06時58分51秒
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