Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月15日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」キリスト教教義にギリシァ哲学を見る(六十九)
 キリストの福音をローマに伝えた「異邦人の使徒」パウロ(Paolo)の書簡の思考にギリシァ哲学の影響を見るのは明瞭です。原始教団であったキリスト教を広域化するためには教義の組織化のために神学系哲学を確立することがローマに正教として認められるには必須でした。即ち、キリスト教神学言い換えれば其の高度の倫理学的な基礎を確立するには形而上或いは唯物的自然哲学のギリシァ哲学を持ち込む必要性に迫られます。2世紀以降にはキリスト教神学がギリシァ哲学を取り入れて正統的教義が確立されます。其れ故、パウロはじめ教義の確立に尽力した思索家を「教父」として崇め、彼等の思考思索の体系を取り入れて「教父哲学」なるものが産み出されることになったのは、キリスト教を単なる信仰宗教色を拭うだけではなく世界理法への取り込みが試みられ実践される状況が起こります。此のことはインド大陸でのシッダールタの「覚り」を思考として分析し自らの思索により一層高度の哲学である「空論」を説いた龍樹を想わせます。何れにしても信教が単なる閉鎖的盲信段階にある限りは教義の芯体を捉えることには難しいとは言わざるを得ません。「思考と直覚」は信仰を第一義的にすることは「直覚霊知」である「覚り」は捉えること能わずと訴えます。

Christ&Paolo1
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最終更新日  2015年03月16日 06時38分55秒
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