Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」哲学の復刻(七十八)
 ラテン人によるローマ帝国がゲルマニア(Germania)地域の勇猛だが野蛮だとして名付けたゲルマン人としての同族意識を持つ民族共同体は存在しなかったゲルマン民族により紀元476年に西ローマ帝国が屈して滅亡した時から数世紀、400年から500年に及ぶヨーロッパ世界の文化停滞期も、ゲルマン民族の一派で北ドイツのエルベ川流域に居住していたサクソン族の、一部はアングル人とともにブリタニアに渡ったが、残りは北ドイツに居住していたサクソン族出身のフランク王国カール大帝(Charlemagne)によりの文明復興いわゆる「カロリンガ・ルネッサンス」と呼称される文明復興運動から「スコラ哲学」が芽生えます。スコラ哲学にはやはり教父哲学同様の枠組みが摘要され確立された教会教義を何故に真理とされるのかを実証することが根義の思想です。其の思考の基底である教義に教父哲学からも觀て其の施策範囲は更に教会原理に制約され、哲学はもはや「神学」の箍が嵌められた状態です。但し、新プラトン派の神秘説には基づくものの自然哲学の体系は残存し、スコラ哲学の創始者とされるスコトウス・エリウゲナの主張は、真の哲学及び宗教の基底とするところは同じであり、思考形式・方法に相違があるに過ぎないとまで説きます。此のことはインド大陸での根幹的には無神論者のシッダルタの思想が、当時はもとより後世には偏在信仰にまで高められているのを例にすれば容易に解釈出来るかもしれません。何れにしても「思考と直覚」が向かうところは大宇宙、否、其れを超上する存在意識を己の所有意識で感応することにあり是非を問えば是と答えます。

Charlemagne1
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最終更新日  2015年03月27日 08時18分13秒
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