Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」スコラ哲学の思考形式(七十九)
 スコラ哲学は実際には特定の哲学や思想を指して名付けられた呼称ではありません。「スコラ」とは英語の「School」と語源を同一にでしており、修道院が伝統的に学ぶスタイル即ち権威を教会古典文書の権威をとおして学ぶだけで、其れに対しての批判や理論を交わす場ではないのに対して、スコラ哲学は、まず聖書関連の著名な学者の文献を題材として選ぶのは当然でしたが、其れを丹念に、かつ批判的に読むことによって理論の正否を質疑応答の問答をもって追求するという思考方法と其の思索経過がキリスト教の教義に束縛されるものであり、信仰そのものを揺るがすような質問は異端へ向けられない限り許されないものであったにせよ、問題から理性的に理づめの答えが導き出そうとすることに特徴があります。此れは東アジア大陸の禅宗に觀られる「禅問答」に相似しています。スコラ哲学の父と呼ばれるカンタベリー大司教アンセルムスはデカルトの疑いから真相への思考経過「我思う故に我あり(コギト・エルゴ・スム)」とは全く逆の思考「我信ず、かくて我を知る」として、やはり神学を第一の思考根本としているのは自然哲学及び自然物理学や認識論としての科学哲学をも疎かにはしなかったもののスコラ哲学の思考から「神」は根本的な基底としてあり、信仰に根付いた哲学です。但し、アンセルムスの「神は、最高・完全・絶対であり、其の概念には存在性を含んでいなければならない。故に神は存在する。」という理論は、「直覚霊知」の捉えんとするところの人格性とは全く無縁な絶対存在を想起させるところがあり納得させるものがあります。

Anselm-College1
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最終更新日  2015年03月28日 06時14分14秒
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