Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年04月04日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」スコラ哲学の衰退(八十六)
 スコラ学の代表的神学者トマス・アクィナスを最後として、スコラ哲学は唯名哲学論者として神学的な三神論を唱え名声を得たロスケリヌスやオッカムの主張、「赤」い「薔薇」と言っても赤という普遍概念は多くの赤いもののもつ「赤」という共通の性質に対して与えられる言葉であり若しくは記号に過ぎず、類の概念は実在しない。 唯名論の立場は、類の概念(普遍概念)は、ただ名辞として存在するのであり、実在するのは類の概念の形相(フォルマ)ではなく、具体的な個物(レース)のみであると説く唯名論(ゆいめいろん、Nominalism)と哲学と宗教の関係を明晰を持って分断し、哲学が拒否する霊魂の不滅は、神学にとっては真であるとする「二重真理説」を唱えたイブン・ルシェド(アヴェロエス)の思想によって衰微するより解体の憂き目に直面します。トマス・アクィナスのアリストテレス的な霊魂観を信仰とは区別しながらも其の両者を対立させず相互に補完的であるとして融合を意図した学説が否定されることになります。 唯名論に云う「赤」は常識的に受け止めれば色彩感覚を持たない生物には無意味で存在しないので普遍的では無いということもあり得ましょう。但し、実再論的には「赤いものが在る」とした思考法も浮かび上がります。然し乍ら、直覚霊知は「在る」もの全てが絶対存在からの様態の変状である以上、「個体としての有る」はあり得ません。

Red-Roses1
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最終更新日  2015年04月04日 09時42分33秒
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