Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年04月08日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ルネッサンスの二重真理説(八十九)
 新プラトン学派からの解釈の適用を極力少なくしたイブン・ルシェドの思想、即ち、哲学と宗教の関係を明確に分断し、哲学が拒否する霊魂の不滅は、神学にとっては真である「二重真理説」は真意はアリストテレスの霊魂観を基督教会の監視から解放させることにありましたが、そのイブン・ルシェドの思考はルネッサンス( Renaissance )という語は「再生」を意味するフランス語)期(14-16世紀)に入った西洋に猶も少なからずの影響を齎らされています。此のルネッサンス期は、屡々、近世の始まりと見做されていますが、其の背景は商業資本の段階にあり、産業資本は確立されておらず社会体制そのものは旧来前としており「資本主義」は未だ形成されない旧態然としたものであり、其の啓蒙も一部の知的エリートの文化であり一般化は後世に待たれます。古いものが壊れ新しいものが現れるまでの文化であり云わば文化の混乱期でした。其の混乱のまっただ中、かってのローマ帝国の中心地イタリア花開きます。一部の知的エリートとはいえ芸術・医学・科学・哲学を包含する天才、後世に影響少なからずの英傑或いは怪物とも呼べる人間を輩出します。然し乍ら、彼等の正統派教会に対する態度は敵対的なものではなく、哲学上も二重真理説を基底にしたものであることは歪めません。「思考と直覚」の直覚霊知の思考原理によれば、信仰上の「神」と形而上学の存在論を区別することは望ましくないのですが、其の思考過程には興味が尽きません。

Renaissance1
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最終更新日  2015年04月08日 07時59分10秒
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