Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年04月20日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」二元論を観念論として定義(百一)
 ルネ・デカルトの母国フランス以外に、デカルトの同時代に生きるデカルトの二元論を批判するピエール・ガッサンディとは異なる見地からなる思考がデカルトの母国フランスはもとよりオランダで神学的観点から検討を試み、二元論を観念論的乃至神学的方向に向けて捉えんとします。其の一人仏蘭西ではニコラスマール・ブランシュ、かたや欧州北方域の商人建設と呼称される自由国オランダにはアルノルト・ゲーリンクスが相競うようにデカルトの二元論を観念論的、更には神学的な思考方法に徹底させることに努めます。此の意図するところは、人間の感覚的体験は神を出発点とした原因から出ており、神が意思存在として人間存在の中に感覚的体験を呼び起こさせる人間の身体と外的物体の相関を利用しているのだと主張します。此の思考はの論法によれば、人間の外環境である物体は、人間の精神に対してアリストテレスの説いた四原因の一つである現実に作用し、事物の生成・変化・運動がそれによって引き起こされるもの始動原因「動力因」としての有り様ではなく心身間に直接の相互作用を否定し、唯一真なる原因である神が精神あるいは身体の一方を機会原因として他方に働きかけるとする精神にも物体にも独自の作用因を認めず、それを神だけに帰する説をルネ・デカルトの二元論を利用して神学哲学を披露します。其れ故この思考方法は「機会原因論(Occasionalism)」と呼称されていますが、此の思考方法論に立てば人間は神の「木偶」であり「善悪」全てが神に帰すこととなり多少の戸惑いを覚えることも事実です。其の根底には神の人格化が見え隠れしています。

Occasionalism1
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最終更新日  2015年04月20日 06時07分50秒
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