Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年05月04日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」革命啓蒙後の思想とその概要(百十七)
 「大陸合理論」理性の絶対性を主張し,理想によって得られた明晰判明な観念のみが真理とされ、経験論が重視する感覚的経験は人間の正しい認識を阻害する要因にすぎないとみなし、理性によって論理的に展開される数学を学問の模範としたフランスのデカルトにはじまり,マールブランシュからスピノザを経てライプニッツに継る系統、大陸合理論が理性の働きを重視し,その絶対性を重んじたのに対し,感覚的経験の意義を強調するフランシス・ベーコンによってはじめられ,ホップズそしてロックからバークレーを経てヒュームヘと受け継がれたイギリス経験論が近世前期の西洋哲学の流れ、其の後継に思想史上の境い目として現れたのが、一般には哲学史家が両者を統合した立ち位置を賦与されるイマヌエル・カント(Immanuel Kant/1724年-1804年)です。カントが特異なのは、ソクラテス以来の真善美の問題を原理から全て立て直し、カントなりの深い洞察による解答を示したところにあります。興味を惹かれるのはカント曰くの3つの要請「自由:欲求に流されずに何がよいかを判断し、行うための条件。魂の不死:肉体の死によって完全な道徳へと進むことが妨げられてはならない。神:道徳世界を作り上げている原因です。ただし、カントはこれらはあくまで要請であり、現実世界に実在するとするのは人間の誤謬と捉えています。此処に彼の哲学が道徳的には観念論、魂の不死及び神については物質的で外感覚的な現実優先の唯物主観が表れています。カントは観念論と唯物論を「統合」したのではなく「総合」したのだとも言えます、歴史にもしもはないにしても、其の人生に実践した理性生活をもって「瞑想三昧」を実践したとするならば、彼なら「直覚知」を得たことを確信します。

Immanuel Kant1
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最終更新日  2015年05月05日 07時36分19秒
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