Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年06月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ドイツ実存主義ハイデッガー(百五十)
 西洋列強の帝国化の最中、ドイツではもとよりフランスでも実存論が新しい展開を見せます。先ず取り上げなければならないのは、現象学から始めて其処に生の哲学の創始者ディルタイ(Dilthey/1833年―1911年)の精神科学を方法論的に基礎づける解釈学的方法を取り入れて、人間存在の独自の考察を展開するドイツの哲学者マルティン・ハイデッガー(Martin Heidegger/1889年-1976年)です。20世紀最高の哲学書と言われ、確かにその内容は他の追随を許さないほど卓越した思考に満ちており、何故に「有」なる存在と呼称されるものがあって、無ではないのか、此処に、「思考と直覚」の言を挟めば、「無」なる存在と呼称されるものがあっての「有」ではないのかと換言します。何れにしても、彼は人間存在、個々としても種としても有限なものと捉え、人間の不安の根源を捕らまえます。彼はこの人間の不安からの脱出には、人間存在の有限性、取りも直さず「死」を自覚すること、人間存在が人間の「死に態」である「無」に付き纏われていること、「思考と直覚」の言を挟めば、「死」は生ある人間と伴にある「夢なす有」或いは「夢実」だとも言えます。死を友にして生きることを自覚することにハイデッガーは「超越」が行われると主張します。ハイデガーの思考を辿ると、スピノザ流に神を引き合いに出して考えると、死の問題について言えば、肉体は有限だが、魂は永遠であるということ、肉体は死んでも魂は永遠であるから、人間は一見すると死んだようで、実は死んでいないなどということは、神「思考と直覚」の存在では絶対意識の様態を完全否定していることは疑いを得ません。哲学は「無」の発見を確証する科学の発展を待つ運命にあるのかもしれません。

Martin-Heidegger1
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最終更新日  2015年06月07日 07時37分35秒
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