Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年07月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間存在を思考/ソクラテス-9(百七十九)
 人間ソクラテスの真弟子であり其の思考方法及び思想に親しんだプラトンの「ソクラテスの弁明」によればソクラテスの生涯を決定づけ、問答法を彼自身の行動様式・思考形態として定着させ、アテナイの詩人メレトスの讒訴により、ソクラテスが「神々に対する不敬と、青年たちに害毒を与えた罪」を理由に裁判にかけられ、投票によって死刑に決せられ、毒杯を仰いで刑死したことはアポロンの神託に因があります。此の当時、権威ある神託をソクラテスは謎若しくは疑問を持ち、彼は自分が知恵ある者だなどということには全く身に覚えがないという無知の自意識と神が真言を語るという神への信仰との間に陥り,アポリア(行き詰まり)に陥いります。その後,神の神託が誤りであることを示そうとして神をも反駁すべく,世間で知恵ある者だと思われている政治家や詩人のもとを訪れ問答を挑みます。そこで彼が発見したことは,その者はそれぞれ「自分が知恵ある者だと思っているが,実はそうではない」というこ。彼自身は、例えば真・善・美などということを「実際に知らないので,彼らのように知っているとも思っていない」ということであり,この無知の自覚の点で自分の方が彼らより「ほんの少しばかり」知恵ある者であるということで覚りま。こうして彼の神託の謎は解け,それが反駁されない真理であることを彼は認識します。更に、ソクラテスは彼を知恵ある者だとする世間の人々の偏見を前にして,神のみが知恵ある者だと主張する一方で、この神託を「人間たちよ,お前たちの中では,ソクラテスのように自分は知恵については全く価値のない者だと自覚している者が最も知恵ある者なのだ」ともて解釈していたことも事実です。無知の自覚が「知恵」の名に値し,しかもそれこそが唯一の「人間の知恵」であるという「無知の知」のこの逆説は,裏を返せば,ソクラテスの自己が,そして人間の自己が「全能の知・絶対知}に及ばない絶対者の延長に他ならないことを告げているのです。

Socrates1
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最終更新日  2015年07月09日 07時10分47秒
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