Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2015年07月19日
XML
カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ソクラテス-18(百八十八)
 ソクラテスの「無知の知」とは、自分以外の他の者が真・善・美いわゆる「徳」がないことを前提に無知の装いをもって相手に問いかけますが、其れは彼自身の求め、究明しようとするものが単純に言葉を持って説明し得る程単純ではなく、内精神の深層に眠る霊魂の真相を追求することから来ていることに素因があります。ソクラテスは特に問答を青年達に持ちかけることを自分の仕事と捉え、だからこそ妻に罵られるのですが、産婆の仕事に譬えています。自分はもはや老人で子供を授かる事は出来ないが、彼ら青年達に彼ら自身の霊魂に気付かせ、其の中から真理という子供を取り上げるのである。彼は此の方式に従い、問答で将来に国を背負うであろう青年達に自らの内精神を探求する思考方法を教え、彼ら自身で其の霊性に触れ自覚させようとします。ソクラテスによれば、自己の霊性の善さに触れることは、即ち自分自身が善くあることであって、此の思考論は、後世に「知行合一論」と名付けられます。この「知」とは単純に善いと知っても行動に起こすことが自在に振る舞えるようなものではなく、善いと知っては行わざるを得ないとする「実践的自覚」を指しています。明治初年の段階で,西周(にしあまね)によって哲学という言葉を与えられたフィロソフィア(philosophia)は賢哲の明智を愛し希求するとの意であり、ソクラテスにこそ相応しいものでしょう。但し、其の霊魂観には定義上の争点もあり、哲学上はもとより、宗教及び自然学に答えを求めるのは困難を伴います。

知行合一1
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年07月19日 08時08分54秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: