Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年07月24日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ソクラテス-23(百九十三)
 ソクラテスの出現までの論理的思想史では、哲学と科学の分水嶺は混沌としており、ソクラテスに至って初めて序々にではあるが、自然論は次第に科学の様相を取り始め、社会一般論としての社会科学も其の萌芽を示し始めます。それ故に、哲学は、本来的な万物の根源、世界理法の探求の道へ独自の道を開拓することになります。其の根本原理の主体はあくまでも思考する主体としての人間の精神本体である自我が含有された世界であり、世界の其の向こう側の外存在に創造の因を求めるのは信仰上の問題であり、主体的側面としての人を在らしめる理法こそが哲学の課題であり続けます。人間主体を除く外的な側面を持つ神学体系は凡そ哲学からは関与されないとしますが、其れでも主体的側面を外的な側面、或いは「人間精神の内精神の真相に根拠に何を求めるのか」を夫々の哲学者に思想上の相違こそあればこそ、理論と実践を目指すことを哲学の本分とし、虚構からの排除を哲学に求めたのはソクラテスの出現までの思想史ではありえなかったことであり、此の事こそがソクラテスを「世界の四聖」の中でも世界外存在の否定といった側面で特異性を際立たせています。哲学は主体的な人間の精神がより前面に出るか、比較的背後に退いているのかの相違は哲学者によって多少の主張の差はありますが、主体的な問題を全く含まない哲学は成立しません。哲学が信教と異なるのは人間主体を離れた世界を問題視もしくは理論と実践の統一には、後世には神秘哲学なるものが生じるにしても、哲学の根拠体系に基礎を与えたことは疑問を指しはさめません。宗教と哲学の分水嶺を際立たせたことに功ありと言えましょう。

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最終更新日  2015年07月24日 08時02分04秒
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