Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年09月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/アリストテレス-20(二百二十四)
 アリストテレスは、師プラトンはソクラテスに倣って、先ずは世界事象や人間における個別的な事象から出発し、其の思考を推し進め、其の個々の背後に通常では隠されている普遍的概念を「イデア」と名付け実体としての存在性を付与し、現象界は仮象とし、其れに対立する真の存在を設けることによって、その間に越えることのできない溝を創ってしまい「二元論」の袋小路であるディレンマに陥ったと批判します。アリストテレスにとって其の解決策は、個別的事象と普遍的存在とを、同一平面上で相互に結びつけ統合型思考を確立することでした。個別的な事象と普遍的な存在の語彙は殊更アリストテレスにとって重要で、普遍という名詞によって意味されるものは、多くの主語の述語となるようなものであり、個別としての個体とはそのようには述語とならないものと規定します。固有名詞によって意味付けされるものが「実体」であり、其の反対に普遍とは「のようなもの」である類(たぐい)によって意味付けされるものであり、普遍は現実の「此のものとして在る」のではなく、実体とすることは出来得ない。普遍名詞の意味するものは、只管、固有名詞の意味するものに依存しており、その逆ではないと説きます。此のことから導き出されるのは神的観念に対する思考でしょう。仮に神に実体があれば個体として存在することになり普遍性が失われます。逆に類(たぐい)によって意味付けされる「のようなもの」とすると「神的観念に対する」冒涜ともとれる思考が浮かび上がります。

巴2
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最終更新日  2015年09月09日 07時16分50秒
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