Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年09月19日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/アリストテレス-30(二百三十四)
 アリストテレスの説くところの質料とは、事物を生成するための素材となるものですが、プラトンのイデア論ではイデアは生成消滅するフュシス即ちヘラクレイトス云うところの宇宙,地球,天然資源,植物,動物(人間自身を含む)等々の「自然」を超越して,永遠に同一でありつづける超自然的・超時間的存在者です。プラトンの思考では,すべてを統べる「一」の存在者は「形相(エイドス/eidos)」と「質料即ち素材(ヒュレー/hylē)」の結合体なのですが,その存在者の「何であるか」を規定するのは,其のイデアを分有している被造物、いわばその模像である形相である。したがって,存在者の「何であるか(本質)」はそれ自体では変化を免れており,生成消滅するのはその質料的部分だということになります。其れまでの神々も人間もその文化もすべてを含む 存在者の全体(万物)のことをフュシスといっていたことに対して、存在者の全体を生きて生成するものと見ていたのと語意を異にしています。プラトンの思考の基底には形相と質料の二元論が読み取れ、形相とは「もののかたち」にみられる理念であり,霊的要因を示すとします。対してアリストテレスは、魂は肉体を形相だと考えます。魂は人間の肉体をして、一つの有機体としての人間たらしめるための本質を付与するもの、だがその魂も、理性に対しては質料となる。アリストテレスにとって、存在全体としての世界は、形相を含まぬ第一質料を最下層とし、質料を含まぬ純粋形相を頂点とする、ピラミッド型の階層秩序をなしている其の頂点に位置するのを「神」存在と解釈するのです。

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最終更新日  2015年09月19日 06時27分56秒
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