Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年09月26日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/アリストテレス-37(二百四十一)
 アリストテレス目的論的自然観ですが、一つの或ものがは形相と質料の二つの意味合いを持ち、質料が作動因あるいは自然物の中の運動原理である「動力因」を持つことはないが、其の質料も形相の特性を持たざるを得ず、形相と質料は一体化し、形相が質料から観ずれば目的であり、質料を形相から観ずれば原因となり、形相には同時に質料を含有するのが自然であるから、質料一体の形相は目的であり原因となります。此処にアリストテレスが掲げる「動かすが動かされない不動の動者を「第一原因(unmoved mover)」とされ、彼が「神」と呼称する存在が自然物でないことの根拠が浮上します。アリストテレスが「第一原因(unmoved mover)」を自然における背景にある理法そのものと捉え、現代的な宗教の人格神ではなく、我々人間に、取り分け物質界に捕らわれ外感覚的には隠されたものが世界の理法を成さしめることを前提に質料一体の形相は目的であり原因であらねばならぬ目的論的自然観を展開しているのです。経験主義傾向の強いアリストテレスは霊魂観に付いては神秘学的であり後世の神秘学者にも影響を齎しています。即ち、個物は自然界ではまたより上位の形相を目的として運動し、究極的には、世界全体が第一形相を最高目的として運動するという、中世最盛期以降のキリスト教神学は、アリストテレスの思想を基礎として、創造主たる神の意志を前面に出すことによって、一際明確化した目的論を展開する根拠を与える原理として。

mebius1
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最終更新日  2015年09月26日 06時33分46秒
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