Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年11月16日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/トマス・アクィナス-31(二百八十二)
ヨーロッパ中世の初期にフランク王国のカール大帝(在位768ー814年)がヨーロッパの各地に神学院を建設し、学問の育成に努めたわけですが、スコラ学の名称は、それらの中の神学校の一教授(doctores scholastici)の思考方法に由来するのですが、その後、中世の神学院や大学で研究、教授されている学問が広くスコラ学(scholasticism)と呼称され、スコラ哲学は、その思考方法を哲学の思考に応用したものです。初期におけるスコラ学の思考方法は新プラトン学派の哲学を導入し、信仰と理性の関係を明確に限定、真理は神の啓示(光の光明)としたカンタベリーのアンセルムスが代表する思想が大勢を占めていましたが、後にイスラム世界、当時の世界では並外れた自然科学の知識に接した後は、トマス・アクィナスの頃には経験に基づく、所謂、物質的で外感覚な世界からの影響を神的哲学も否応なしに無視することは出来得ず人間の経験的・科学的な或る意味外感覚世界の認識を思考論として取り入れます。其れを巧みに自らの思考に反映させたのがトマス・アクィナスであって、物質的で外感覚な世界からの影響を認識の門前に据え置く一方で、其の認識の経過において、棄却する経緯を示すことに一応は成功し、科学を神学に従属させます。トマス・アクィナスにとっては科学は神学に服従するものとの立ち位置です。詰まり、科学を認識の感覚として反映を認め、人間其れ其れに大なり小なり違いこそすれ、神の認識の様体としての人間理性、言い換えれば「霊魂」に科学を従属させ、神の認識の後には無用の用の科学は捨て去られるという位階制を説きます。

4カール大帝戴冠1
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最終更新日  2015年11月16日 06時28分54秒
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