Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年12月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ルネ・デカルト-23(三百八)
 中世のキリスト教を、青年ヘーゲル派の代表的な存在であるルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ(Ludwig Andreas Feuerbach/1804年-1872年)が、唯物論的な立場から「神は霊(ガイスト)であり、また精神なりと言い切るキリスト教に対して激しい批判を行ったように、中世の神的哲学は「神は精神」なりから始まります。即ち、人間の精神も絶対的精神の様態の派生に過ぎないと考察していると分析するのです。それに対抗するがの如くルネ・デカルトに始まる近世哲学は、先ず以て、「我は精神なり」なりから始まります。そのことは、中世の神を世界原理とすることに対する挑戦状でした。神を「原理」として思考の基底に置くのではなく「思考の基底を我の精神」から、世界の構築に対しても人間の認識から始まり、神を出発点とする中世の専制的な思考、信仰への痛烈な批判を含有しています。ルネ・デカルトは、キリスト教の世界観が専制的な拘束を及ぼしていた世界から、人間に人間自身への信頼と理性を再び回帰させることに努め、其の功績が近代唯物主観へと継続されます。言い換えれば
、神的主観から人間主観への変貌です。更には神秘主義から唯物主義、形而上学的な哲学から実証を基底とする経験主義への変遷を促したのです。此処にソクラテス以来の根源的思考、人間の霊魂の不死に危機が訪れます。
cap-hiroのプロフィール
Ludwig_Andreas_Feuerbach1

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最終更新日  2015年12月17日 06時45分20秒
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