Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月11日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-8(三百六十)
 カントの物質世界の宇宙論は当時の科学水準からすれば妥当だともいえますが、但し、其のことを大世界の原始に当て嵌めることは、今時では稚屈とも言えますがカントが宇宙から「神」を追い出しにかかった根拠の思考経過は読み取れます。カントは一般的に過去から現在、更には未来に向かって流れるとする経過において、「ただ一つの物質塊(核/Core)」に総ての宇宙の物質が引き寄せられることはなかったし、また各物質塊相互に均衡が齎され静止することも斥力の働きでなく、絶えず運動が伴ったとします。然し乍ら、其の流れの中にも、「幾つかの巨大な物質塊(ブラックホール未発見)」が途轍もない引力を備え、其れを中心に牽引されながら更に小さな物体が幾つか形成された。それらの経過が宇宙其れ其れの区々に亘り起こり且つ起こっている。ここではカントは宇宙を大宇宙の中の小宇宙のひとつ銀河系を世界と捉えたため、「幾つかの巨大な物質塊」を恒星とし、幾つか小さな物体を惑星としていますが、現時の科学は小宇宙も同様に捉え思考的には天体運動を正確に捉えていたとも云えます。但し。小宇宙は兎も角も大宇宙の形相を見誤っていることには間違いありません。カントの宇宙の形相は内層を孕んだ空間であり馬蹄形或いは亀甲を鉢合わせしたラグビーボール型の表面宇宙、紐宇宙論は経験思考になかったでしょうから致し方ありません。問題はカントが神を宇宙から追い出す根拠にした宇宙形相にあります。時間は勿論、光さえ無きところから発生した巨大宇宙形相に面した時、カントが神を宇宙から追い出す根拠は変化する筈です。但し、彼の批判に遡上するところの神は、所謂、通俗的な「神」的存在であって絶対存在までをも否定しているわけではありません。
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最終更新日  2016年02月11日 06時32分29秒
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