Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月19日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-16(三百六十八)
 カントの外感覚的で物質世界の奥底にある創造力そのものの存在「物自体」は認識することが出来得ないカントの立ち位置からは、「全体世界」は事実が集合された総体ではなく、経験的な「知」、其れも人間が通念上の「知」の総体ではなく人間の知性を超えた「物自体」だと、スピノザ風に譬えれば「絶対的世界存在」ということいなります。それ故に決して、人間の知性が其の創造の権化である実相「世界それ自体とされる物自体」には及ばない。然し乍ら、人間の理性は推論の能力の拡大によって「世界それ自体」に達し得るかのように錯覚する。此処に、シッダルタの哲学である人間の理性は推論の能力の拡大ではなく倫理でもなく「己を虚しゅうする無我」をカントが知っていたら結論は意外な方向へ向ったかもしれませんが、飽く迄も「理性の哲人」カントは人間理性を考察する故に、人間理性は推論の能力を二つの極に分別させ、何れにも原理的に確証が得られない独断に陥るとする弁証法的説明、アンチノミー(二律背反)を持ち出します。例えばゼノンのパラドックスなどは、「無限」という経験不可能なものを、「経験的な知」と同等に扱うことから生じる、純粋理性の誤謬推理なのだと論破しています。二律背反とは、同一の事柄について、ふたつの矛盾・対立する命題が同時に成立する事態をさしていう哲学及び論理学の用語です。論理学においては、それはありえない事態を意味している。ところが人間の創出した理念をめぐっては、このありえないことが生じる、其の所以をを論じたのがカントのアンチノミーを巡る主張です。大乗仏教の祖「ナーガールジュナ」は此の矛盾を「空理論」説きますが、カントは二律背反表として四組のアンチノミーを掲げ「命題」を掲げます。
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Contradiction1

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最終更新日  2016年02月19日 07時02分49秒
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