Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-32(三百八十四)
 カントの真実の「認識」には「12の範疇」をもってすれば12通りの判断である認識に到達することを成し得るとするのは明らかでしょう。但しカントは「12の範疇」の相互関係については詳細を語らず、此の「12の範疇」の背景にあって統合する「モノ」を、カント以前の多くの合理論の思想家がカントの云う「物自体」を客観的存在である実体として捉え、此の客観的存在である実体と一致した認識を行うのを思考・学問の王道と説いていたのを、カントは其の見解に反して「統覚」に其れを求めます。「統覚」は人間精神に先験的に備わった「自我」であり、統覚の対象である諸感覚が統覚によって構成されるので「物自体」を客観的存在である実体として問う必要がないとします。カントの此の思考論は構成主義認識論とも呼称されています。更には、此の統一する12の範疇」の背景にあって統合する「モノ」とは、カントは先天的統覚、直観 (Anschauung) と 概念 (Begriff) とを通じて超越論的制約である空間と時間という二つの純粋直観 (reine Anscuauungen)が、理性 (Vernunft) がそれ独自の原理 (Prinzip) に従って事物 (Sache, Ding) を認識すると考えます。但し、この原理は経験に先立って理性に与えられる先駆的で内在的内在的なものであるとします。カントの合理論の思想との相違は「物自体」を客観的存在である実体ととはせず「身体感覚を持つ人間精神の理性」を頂点にしたことです。此のことにより、神を兎も角も俎上させること無きことに成功したかに覚えますが、「自我の定義」が「物自体」を滅却するわけではなく「神は死んだ」のニーチェの登場を待ちます。
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最終更新日  2016年03月07日 06時21分31秒
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