Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-39(三百九十八)
 カントの描く世界は、所謂、物質世界であり人間には外感覚的に捉えられ内応する感性が支配す世界、其の感性世界では東西世界の思考が課題とする「因果法則」の探求があります。カントは此の「因果法則」の認識するのを「理論理性」と呼称しています。他方、「物自体」に要請される世界では因果律は部外視されている世界であり、意志の自由がどの様にして行われるのかが課題とされています。カントの此の異相の世界の統合の要請を受け入れます。詰まるところ、自然には因果の法則が働いているだけでなく、目的と手段という問題も関係が働いている。自然は根源的に超感性的なものに接し得る接点を持ち、そこから目的性を与えられ成り立っている。此の世界の内外自然「因果法則」が支配する世界と「物自体」の領域が自然の合目的性として実現されている。其のものこそが、「美」と「有機体」の世界であり「自然の合目的性」概念だとします。カントは、此の「自然の合目的性」を認識する能力は、18世紀のイギリスの「常識(common sense)」がドイツではカントの定義するところの「理論理性」言い換えれば「悟性」結びつけられ無反省に生活で使用される通俗的悟性よりも論究的理性が上位に置かれるようになった「理論理性」と本質的には観念上の事柄であり実行動(外覚反応的運動)を伴わない「実践理性」の両方に跨る中間的要素として在る特殊を普遍のもとに関係づける能力。普遍が与えられていて、それに特殊を包摂する規定的判断力を、与えられている特殊に対して、それを包摂するための普遍を求める反省的判断力とに区別しますが、悟性と理性あるいは意欲と認識を媒介する此の能力としての判断力、美および目的はこれで把握されるとして、ギリシア三哲人の美学および生命現象の学が再構想されます。 即ち、美の探求は生命現象の学にも通じ、見えない世界人間の深層に眠る理性のしか感受することの出来得ない世界の理法、「物自体」に要請される人間の「意志の自由」と「霊魂の不滅」及び「神の存在」を繋ぐ接点にも成り、且つ亦、架け橋になります。宗教的説諭が諄々(くどくど)と道理を述べるよりも、一つの偉大な芸術が人間の霊魂を呼び覚ますのは此のカントの定義の「判断力」かもしれません。
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最終更新日  2016年03月25日 07時00分16秒
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