「思考と直覚」人間の霊魂を思考/哲学の二大潮流(四百) 中央アジアと東アジアとを考慮しないならば、人間の理法へ思考の探求は今日(こんにち)哲学に携わる者ならば共通して認識される二つの潮流に関わらない訳にはいきません。一つは古代ギリシァの三哲人ソクラテス、プラトン、アリストテレスと続く霊的観念思考様式及び其の形態の潮流、一方はドイツ古典学派、カントに始まる大陸合理論とイギリスの経験論の流れを汲みながら現世生活に適用させようとしたカントとイギリスの経験論を更に後世に引き渡す潮流を生み出したヘーゲルの弁証法を駆使して哲学的体系を構築したゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel/1770年-1831年)が其の今日現在に到るまでの世界の本質を明らかにする思考方法です。但し、双方ともに共通するのは、極端な外感覚的で物質的な存在以外を疎外する現世理論は謳ってはいないことです。言い換えると、人間の肉体死を生命全般の仕留めと区分していることが認められます。 cap-hiroのプロフィール