Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年05月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ヘーゲル-7(四百八)
 ヘーゲルは「神」の語彙を宗教論を通して、神と人間との関わりを人間の側面から観想します。ヘーゲルの言に依れば、哲学も宗教と同様に最高の真理としての神を対象としており、其れ故に、哲学と宗教の「神」の実相の表装には相違はあれども、哲学も紐解けば神に関しては宗教神事の趣をなす。更には、ヘーゲルは「神」の定義に対する批判を予期して、「神の本性と人間の本性は同じものである」とも述べます。此れはスピノザの「エチカ」を読み取れば解読できます。然し乍ら、当然にヘーゲルに於いても、宗教とそこにおける神的なものは人間的なものへと還元されるものである筈はない。宗教は神の精神の産物であり、人間の発明ではないということです。此処にヘーゲルの神の人間との相関が描かれます。神は「神の全体性}に何らかの認識を必要とし、取り立て有限存在の人間を必要とし、神は「有限者への運動」において有限者を自らへと止揚するとします。ヘーゲル曰く「神」は自らを有限なものとして止揚する人間の精神存在にに内奥する自我・霊魂の内において神は自らへと還帰し、そしてこうした還帰としてのみ神存在として「有」なのです。言い換えれば、存在世界がなければ、神は神ではないと言い放ちます。。ヘーゲルの宗教論は、矛盾したものだとの批判なきにしも非ずと言えますが、神と人間の関係に対して人間の側から可能な限り接近しようとする試みに対しては、後世に良き素材を与えてくれ、優れた「神概念」を育て上げます。
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最終更新日  2016年05月03日 07時26分52秒
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