Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2016年06月17日
XML
カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/キルケゴール9(四百五十三)
 キルケゴールの著作に関しては1843年以降の著作活動は別にして幼少の頃より日記を綴る習慣をもっており、急逝(きゅうせい)する迄の生涯に亘り日記を書き留め綴っています。其のこと故に、現近の研究においては日記が彼の著作と同等か、若しくは著作物以上の価値を持つ文献資料として扱われることが度々です。著作物に対する自己の意図するものの表明やレギーネ・オルセンへに寄せる想いが綿々と綴られています。キェルケゴール自身は、何れの時か。此れ等の「日記」も白日の下に晒されることを予期する故に、各処に面体(めんてい)・体裁を繕うような修正・抹消を施していることは彼の性分でしょう。彼から受ける陰気で悲嘆の印象は、何も「三大事件」のみから来るものでもなく、当時のデンマークの文化状況も関与します。キルケゴールが生きた当時のデンマークは国体を保っているとはいえ、文化的にはドイツの植民地然としたものでした。例えば、デンマーク語を話すのは下層民だけで、多くは競って、まるで母国語かのように独逸語を使う状況でした。此のことはデンマークの思考の双璧である学界と宗教界も御多分に漏れません。当時のドイツの思想の大巨頭ヘーゲルの右派哲学、知識と信仰の一致・哲学と宗教の一致・哲学と現存の社会秩序を思想的背景にヘーゲル体系に当て嵌め解決せんと図るものであり、ヘーゲル哲学に辟易するキルケゴールには当然に悲愴感が漂うのも止むを得ない事情となります。
cap-hiroのプロフィール
Denmark1

哲学・思想 ブログランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年06月17日 06時28分21秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: