Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年08月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ17(五百四)
 信教徒に対して無神論者の口に、屡々、昇るところの人間的徳性の否定と道徳的欠如は、いづれの指摘もキリスト教の道徳観念のコインの表裏であり、無神論者の口にするのは其の裏がえしに過ぎず、信教であれ無神論であれ、双方ともに人間自身に内在する徳性の否定に結びついていることは重要課題となり得ます。フォイエルバッハは、更に、キリスト教義おける信仰と人間の矛盾点として最大のものが「信仰と愛」、キリスト教義に於ける「愛の概念」は、現実在の人間相互間の「愛」とは異相の「愛」を持ち込みます。 現実世界の人間相互間に、生ある人間とは異相或いは次元が異なる無限の介入者、人間の人間に対する愛は決して其のなかに発芽としては與えるものの根拠をもたぬ愛です。ナザレのイエスは言います。私が人間を愛するのは、「神」が人間を愛されたからであり、「神」が人間を造りたもうたからである。キリスト教観念論からは「愛」は神のなかに根拠を持ち、血と肉を持った存在に過ぎない人間には基づかないことをことを宣言します。キリスト教的概念では、信仰のなかの人間にとっては「神」が全てであり、最も価値があり、最も愛すべきものである。対して、信仰の渕に立つ人間や自然はそれ自身としては全くの無であるとしています。「愛」はキリスト教の教義ではなく、信教そのものを成り立たたせている根本其のものなのだとも云えます。
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最終更新日  2016年08月09日 06時07分00秒
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