Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年08月14日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ22(五百九)
 フォイエルバッハはキリスト教批判を通して、「人間学」を「神は人間を愛す」という宗教的命題をば、「人間を愛することは神的なことである」と言う如くに「神」への信仰を人間の信仰へと逆転の発想で解釈せねばならないとします。フォイエルバッハがキリスト教的有神論を全面否定するのではなく、現実の血と肉を持った自然的な存在としての人間をそのまま最も価値あるものとして視点を逆転させているだけで、所謂、無神論者の虚無主義とは意味を異にします。視点を換えるということは、主語と述語の交換とも云えます。フォイエルバッハが視るキリスト教の教義は「本質」を取り違え、キリスト教観念からは人間精神の高度で深遠に成長した「モノ」が神を創ったのものであり、其れ故に神の本質を問えば人間の本質性が現れる。其れにもかかわらず、キリスト教的信仰の内部では「神」と人間との倒錯が現われる。然るに、其れは神を人間とは別次元の存在、人間の「霊魂」とは異質だと捉えるところに起因している。フォイエルバッハの思考が人間存在の持つ本元性の「霊魂」の声、ナザレのイエスが聞いた「聖なる声」の本分を取り違えていると云わざるを得ないことに起因すると解釈します。
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最終更新日  2016年08月14日 07時10分45秒
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