Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年09月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ48(五百三十五)
 フォイエルバッハを追求する経過は正しかったが、目的を遂げずに終わったとエンゲルス
は言う。マルクスとエンゲルスの両名がフォイエルバッハを乗り越え、完全な理論を打ち立てることに成功したとエンゲルスことを言うがために。此処に唯物論的、「唯物論」的というのは、万物の根源は「水」とした哲学の祖タレス以来連綿と伝わった自然哲学でいう唯物観を人間の内面世界にまで、引き込んだことにより、唯物論の思考を精神にまで及ぼしたことによります。マルクスとエンゲルスは、人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系である観念形態を逆転させ、概念は現実の事物を写し取った映像であるとしました。所謂、ヘーゲルの弁証法から観念論の側面を抜き去り、弁証法は現実および思考の運動の一般法則についての科学とします。歴史上初の哲学が形而上側面を離れたのは此の時です。弁証法的唯物論とは、マルクスとエンゲルス以前の歴史哲学や法哲学は社会事象について観念的な連関を想定していたのに対して、現実的な連関である人類史の一般的な運動法則を発見することへ移行させます。哲学を現実の人間社会に引きずり出し、観念其れに基づく宗教及び霊魂は抹殺されることになり、政治学上の権力闘争の始まりが訪れます。神は死んだのニーチェを持ち出すまでもなく、一方には超人思想的な極右であるファシストを誕生させる、他方ではプロレタリア独裁を旗印とした階級間闘争を誘引しています。其処では、神は死んだ或いは精神も運動法則の一因に過ぎないとする思想が世俗にも波及することになるのは必然でした。
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最終更新日  2016年09月09日 06時51分09秒
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