Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年11月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/唯物論的哲学57(五百九十五)
 チェルヌイシェフスキーは自己の受ける打撃を敢えて受け止め従容として振る舞う良い意味では克己心のある重厚な人物ですが、其のこと故に、マルクス及びエンゲルスはドイツのみならず大陸各国から追放され、已む無くイギリスに渡ったとはいえ、実質は亡命です。チェルヌイシェフスキーにも亡命の機会はあったのですが敢えて苦境にまみえます。人間的に何方の生き方を支持するかと言われても返答に詰まりますが、マルクス及びエンゲルスはドイツを離れ英国で出版の機会を得、チェルヌイシェフスキーは流刑地での出版禁止の状況の憂き目が、彼等の後世の評価の別れ目ともなりました。弁証法の大成者ヘーゲルは観念論的ではあるものの「唯物論哲学」を基とした共産主義を生み出した巨頭です。現代には自己同一性の構造の分析が精神分析学や心理学で扱われていますが、唯物主義的人間哲学では、人間の意識とは、人間の脳の動作様式を説明するために便宜上表明のため造語であって、直接観測されるものではない」あるいは「自我などというものは、それ自体実在する訳でなく、さまざまな知覚の束にすぎない。」とする、「私」観を蔑(ないがし)ろにします。他人の意識を想像し考察する立場は「私」観から発するものであり其のことを明晰な論理で答えた唯物論哲学は見付からないのに難を覚えます。
cap-hiroのプロフィール シベリア流刑地1

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最終更新日  2016年11月10日 06時45分17秒
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