思考と直覚」人間の霊魂を思考/時間概念を観想12(六百七十八) 哲学的概念としての時間は、第一には人間以外の他の生物に置ける単純なサイクル(cycle)ではなく、ある大きな体系が一(いち)の状態から出発して再び元の状態に戻る過程を指し示すものではなく、人間の精神母体に概念的観相としてある変化を永さとしたものが与えられています。時間の認識の成立のための最も基本的で基礎的な形式という位置づけです。時刻単位で日々の生活を忠実に再現する、村で「先生を見れば時間がわかる」と村民に言わしめた近世哲学を代表する最も重要な哲学者の一人であり、更にはフィヒテやフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・シェリング(Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling/1775年-1854年)、ヘーゲルへと展開していく、当(まさ)にドイツ観念論の起点となった哲学者カントの時間認識の観相が現代今日まで用いられています。過去から未来へと流れているとする時間観と、未来から過去へ流れているとする時間観の相違はあれども時間を流れと観想することに相違はありません。「時」の概念は人類が有史以前から感想していた概念であり、天体運行から産み出された太陽暦や月陰暦及び諸々の天体が見せる運行も人類は生活のための必要性から暦として、生活リズムとして時間の存否ではなく取り入れ発展さしたものです。 cap-hiroのプロフィール 哲学・思想 ブログランキングへ