Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年02月24日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/時間概念を観想33/宗教の時間観11(六百九十九)
 時間の考察が如何に難解かは「私はそれについて尋ねられない時、時間が何かを知っている。尋ねられる時、知らない」、此方も時間解釈なみに読解が困難なアウグスティヌス(AM
354年-AM430年)の言葉に代表されますが、彼の西方キリスト教会最大の教父であり聖人であるアウグスティヌス本人でさえ時間概念には手を焼いています。彼アウグスティヌスはローマ帝国の貴族でパトリキウス(Patricius)と称される帝国の一定家族から選ばれた300の氏族長を父とし、異教徒であるキリスト教徒の母モニカのもとで産まれます。アウグスティヌスは46歳のときに書いた自伝「告白」によれば,16歳のときカルタゴに出て修辞学を中心とする自由学科を学んだが、善と悪の二元的世界観に立ち、悪からの救済を重視するササン朝ペルシャ(225〜651)のバビロニアで生まれたマニが創始した3世紀以降、キリスト教やゾロアスター教、仏教などの諸要素を加え広く普及していたマニ教(Manichaeism)の世界理解に興味を覚えて入信、其れ以前の女性との同棲生活の影響も看過し得ませんが、新プラトン主義などを遍歴した後に、ミラノの司教アンブロジウスおよび母モニカの影響によって、AM387年に息子である一子アデオダトゥスとともに洗礼を受け、キリスト教徒に回心します。受洗前の386年のミラノの自宅で隣家の子どもから「Tolle lege(とって読め)」という声を聞き、近くにあったパウロ書簡「ローマの信徒への手紙(ローマ人への手紙)」第13章13-14節の「主イエス・キリストを身に纏え、肉欲を満たすことに心を向けてはならない」を読んで回心したといわています。彼アウグスティヌスの時間観も其の思考の変遷に伴ない変わらざるを得ませんでした。
cap-hiroのプロフィール
Manichaeism1

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最終更新日  2017年02月24日 06時42分42秒
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