Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年03月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/時間概念を観想40/宗教の時間観18(七百六)
 アウグスティヌスの時間思考は、神は創造物である時間が其の以前にあろう筈もなく、神の意識にも人間の観想する時間経過なるものは一切無いのだから、時間が存在しないところで、神が其の間何をしていたかという問うのは無意味以外の何物でもないでしょう。アウグスティヌスの神学的時間論では、神は人類に時間の感性を植え付けたとします。神の世界では、「つねに現在である永遠性(semper praesentia aeternitas)」のみがあり、神の物事の意識は永遠の過去から人間の捉える今現在、人間が観想可能な未来とその後までが「只一瞬の点に集約された俯瞰世界であり、神に関する限りは「時」や「変化」さえ無意味です。其のことから導かれるのは、神が人間世界に時間の要素を創造者として組み込んだものであり、人間は其のこと故に「「時間と変化(tempus et mutatio)」を観想する唯物の意識生物だというわけに至ります。アウグスティヌスの時間論は変化や運動する物質的世界に解答を求めるのではなく、人間の世界に創られた「時間と変化」だけを取り扱い、敢て独立の時間論として再構成しています。アウグスティヌスの時間に関しての論じる要は「人間の存在と時間の関係性について」の前提を踏まえて考察しなければ彼の思考の深層に迫ることは出来得ません。
cap-hiroのプロフィール
semper-praesentia-aeternitas1

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最終更新日  2017年03月03日 06時31分03秒
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