Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年07月24日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ63
 歴史上最も過激な思想家とも呼称されるスピノザ。其れは聖書が神的起源をもつことを疑い、魂の不死を疑うことに起因します。当時の神学論争が喧(かまびすか)しいヨーロッパで、如何に、商人の国家として北部地域に成立したネーデルランドの自由国の歴史を持つ多民族国家にあっても権威と権勢を恐れて思想展開するスピノザは迫害を恐れます。スピノザが、言論の自由を主張した最初の哲学者であることを知るものは稀でしょう。迫害を恐れ匿名出版されたものの禁書処分となった「神学・政治論」の内容は、彼が表現の自由を主張するために書いたものです。教会権威と政治権力の中枢、乃至は(ないし)はバックボーンとする正統派と自ら呼称する神学者達は派閥を成し、其れに違(たが)えて自ら正統派と考える思考方法をとる人物を危険なる思考と思想を持つ人物と看做し、背景にある権威・権力を使って弾圧をします。果敢にとは云えないまでもスピノザが敢(あ)えて主張するのは、新約聖書の目的は「隣人を愛せ」への服従を教えることであり、宗教は哲学に干渉すべきではないし、逆もまた同じというものです。国家の目的は自由にあると考えたスピノザは、国家による言論統制にも反対していたのです。商人家系に産まれたスピノザ。商人とは元来が国家による統制を嫌います。日本の織田信長の「楽市・楽座」の成功を思慮すれば充分でしょう。
楽市・楽座1

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最終更新日  2017年07月24日 06時15分37秒
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