Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年08月31日
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カテゴリ: 夢有無有
「閑話休題」ア・プリオリとア・ポステリオリ
 ア・プリオリとアとア・ポステリオリ(a prioriとa posteriori)とは、元来はギリシア語と並んで西欧の古典語であるラテン語(Latin)であり、古代ローマ帝国の公用語でもあり、中世から近代の初めに至るまでカトリック教会を中心とする全ヨーロッパの「知識層」の、いわば高等言語共通の文語として用いられ、思想や宗教書等々の著名な書がラテン語で執筆されていることが頻繁です。ア・プリオリとア・ポステリオリもラテン語では「先なるものから」「後なるものから」という語彙ですが、和訳では「先天的」及び「後天的」と訳されるのが一般的です。此の言語(ごんご)は、経験論に立ち位置を持つ人間の認識の経験からの独立性に関連して使われ、認識論上の術語となった経緯があります。一例をあげれば、凡そ多くの人間が思考基底として抱く数学の真理の正しさは、経験とは独立に、つまり経験に先だって知られるア・プリオリな知識の例になります。対して、物理学の法則の正当性は、実験や、観察といった経験的な事柄の繰り返しによって確からめられことで知られます。つまりは、経験した後になって真理として知られるので、ア・ポステリオリな知識の例になります。アリストテレス的思考の伝統では、原因・根拠であるという意味で、より先なる事象に基づいて、結果にあたる事象を導出する論証の性格を持つといいますが分かり辛い文面です。近世的には、「先天的」に対しての「後天的」の意から、生物学・心理学などでの、ある機能が生得的に与えられていること。また哲学、特にカントの認識論では、認識・概念などが後天的な経験に依存せず、それに論理的に先立つものとして与えられているア・プリオリな知識に対して、アポステリオリは、帰結・結果であるという意味で、より後なる事象に基づいて、原因・根拠にあたる事象を導出する論証の性格をいうとしています。一般には何らかの機能の発生原因がが生得的ではなく、経験や学習によって得られること。認識論では、認識・概念などが経験を根拠にして成り立っていることを基底とします。要(よう)は、人間が学習する前から成り立っているの簡明に解かるのがア・プリオリであり、人間の思考・分別・論証による認識後に初めて受け止められる経験認識がア・ポステリオリであり、人間の介在が両者を分け隔てています。単純に云えば人間認識の介在の有無による別け方と捉えてもいいのでしょうが、人間の理性のような進化を伴ったものは兎も角も物理科学においては発見・解明の時間差が両者を区分しているとも言え厳格な意味では大なり小なり、同様のことを定義付けしているだけだともいえます。
アポステリオリ1

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最終更新日  2017年08月31日 06時21分43秒
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