Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年09月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ107
 アンリ・ベルクソンはハイデガーで知られる「存在と無」の一般的に捉えている概念を、錯覚であり誤謬だとした上で「偽」に捕らわれているとしています。ベルクソンが錯覚と一般的思想の「無」の概念を批判するのは、「無」をより以上に「存在」即ち「在るもの全般」より単純だと思考するからです。先ず「無」が{あり}、此の「あり」は「在り」を述べるものではなく、「無」であると人間が思考する{或るモノ}其れを原理として受け止めている自己の精神のことを指し示しています。たぶんに人間は、先ず「無」があり、其処に何ものかである何らかの「或るモノの存在」が加わり変遷し「存在」其のものとして[現在」し認識されると思いがちです。ベルクソンが其の一般的思想が捉える「無」の観念から得られるとする過程を誤謬だというのです。事実的には、先ずは人間の頭脳の思考部位の中でとある現在するとした「存在物」を想い、其の肖像を描き、其れ其のものの存在を否定する作業、自己認識から破棄する作業が行われて「無」の観念を獲得するとベルクソンは述べます。ベルクソンが云うところの「無」から人間が連想する概念及び認識は人間の思考が捉えた錯覚であり誤謬だと決め付けています。但し、ベルクソンが人間の思考が捉えた錯覚だというのは、凡そ(おおよそ)の人間が「無」が「存在」より基本的て単純だとする思考経過を批判しており「無」を否定している訳ではありません。「無」と対比されるのは「存在」であり、存在は大きく括れば「無」を包括します。「存在」の反語「非存在」は無ではなく「虚(Imaginary)」でしょう。
Imaginary1

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最終更新日  2017年09月07日 06時17分25秒
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