Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年09月19日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ119
 スピノザの「絶対存在・絶対真理・絶対精神・絶対意識・絶対意思」である「スピノザの神」をハイデガーの人間が存在さえ問えない「見えざる手」は言葉で語るより両者の風貌を見ても納得させるところを感じます。ハイデガーが存在と不安から「見えざる手」について考えていることを、此処に、見事に表現した人物が現れます。オーストリア出身の哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(Ludwig Wittgenstein/1889年-1951年)です。世界が存在することを驚き、謎であり、奇跡である等々と表現し、同時に、此のような問題について問うこと及び語ることは言語の限界を超えたことであり出来得ようとしても出来ないとし、世界とは「起きていることのすべてである事実の総体」を指すとします。詰まりは「どういった事実が成立しているのか」はハイデガーが指す存在論其のものなのですが、人間には言語(ごんご)の限界へ向かって突進しようという衝動、言語では言い尽くせないし語り得ない何かを求める衝動があるとしています。ハイデガーの「ハスラーの見えない手」を連想させはしますが、ウィトゲンシュタインはそれはすべて{先駆的(アプリオリ)」に過ぎず人間には無意味でしかない。それにもかかわらず、我々人間は言語の限界に向かって突進する。人間の心は「何故に抑々(そもそも)何らかの事実が成立しているのか」に気を引かれるが、究極の存在を言語による説明することがそもそもに可能であるのかと疑問を提示します。其のことは全て先駆的なアプリオリであり人間世界にとっては無意味でしかない。所謂、検証原理(verification principle)という現実的経験論を提示しています。西洋哲学の実証主義的な思考法の代表的な思考です。此処にスピノザも関心を寄せた仏教哲学の「覚り」が登場します。
ludwig-wittgenstein1

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最終更新日  2017年09月19日 06時32分47秒
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