「思考と直覚」時間と霊魂60 古典物理学における時間論では、解釈的には連続体であり且つ実数で表せるとします。連続線上の時間はいくらでも細分化が可能なものとも思考出来得ます。詰まるところ、時間は限りなく細かく分割可能にして極限に近付ける。此のことから、物質の最小単位としての原子や素粒子があるように、時間にも最小単位があるのではないかとも考えられます。時間に関して時間子なるものが発見されれば此の疑問は解決します。逆に言えば、此のことから帰結するのは、時間にも最小単位があり、映画フィルムのように一コマ以下の一コマとしての時間は存在しないとする思考です。物理学なかでも量子力学ではこの最小時間間隔をプランク時間と呼ぶ「物理世界の最小単位。量子力学の基本量であるプランク定数hと、真空中の光速c、重力定数Gの3つの定数で決まる。プランク時間は5.391×10の-44乗秒。プランク長さは、その時間に光が進む距離1.616×10の-35乗m。この尺度では、重力も量子力学の影響を強く受ける。たとえば、時間の精度が高いため、不確定性原理でエネルギーが大きくゆらぎ、時空を曲げて強い重力場を生むとしていますが如何(いかが)なものでしょう。量子力学は物理世界観測問題の解決のための理論的なひとつの仮説である多世界解釈を分岐時間の考えを使っています。時間が木のように枝分かれするという時間観。分岐後は複数の異なる歴史の世界が同時進行しているのだが、これらの同時進行する世界同士を互いに並行宇宙または並行世界(パラレルワールド)であると云う仮設ですが時間其のものの本元が未だに発見されておらず全くの不明です。飛躍した仮説では並行宇宙または並行世界(パラレルワールド)は我々の宇宙の逆行する時間の流れを持つとも主張されます。即ち、老人は時間の流れに従って若返り母体の子宮に入る異世界時間が同時進行しているとの主張です。かってはアイザック・アシモフ(Isaac Asimov、1920年?1992年)やサイエンス・フィクションの巨匠サー・アーサー・チャールズ・クラ-ク(A・C・クラーク/Sir Arthur Charles Clarke、1917年-2008年)が科学に先行して先導する形でしたが、今現在では先進物理学理論はサイエンス・フィクションを超えています。現実がフィクションに先んじている環境が訪れているのです。