Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年05月04日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学45
 霊的神秘体験の当事者は体験を顧みて、何とか言葉で持って自己の霊的体験を解釈し語ろうとする努力するのは、モーセの度々の奇跡やナザレのイエスが否応がな見せた奇跡ですが、霊的神秘体験の当事者は、仏祖シッダルタと同様に普通尋常には目立った奇跡を起こしてみせることはなく、自己が其れまでに授かった範囲での施術を行うのが汎的です。所謂、宗教的神秘主義には特徴的な表現形式が用いられることが主流です。古代インドの聖典である「ウパニシャッド」の「然(しか)らず、然らず」に代表されるような否定的表現、「光り輝く闇(やみ)」「一切を含んだ無」などの矛盾逆説による表現、「魂の火花」「霊の水晶宮」といった詩的象徴的表現は、神秘体験を解釈し語ろうとする努力の顕れです。こうした表現上の工夫を介して体験が説明され、独自の論理によって組織的に体系化されていく。そこに神秘思想、神秘神学、神秘哲学などが、神秘主義の重要な構成要素の一つとして成立することになります。シュタイナーの「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」の論は、自己の神秘体験を汎用的論理で解釈した説明に努めていることが単なる教祖信仰との異相な一面です。



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最終更新日  2018年05月04日 08時31分46秒
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