Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年11月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解19
 前成説全般にわたっての難点は、卵子と精子のどちらかに子供の形態因子である元型が含まれているのとするのであれば、子の形象はそのどちらかによって予め決定されてしまうことになることです。此れは我々が通常一般では常識的及び体験的観測から推測すれば実際の遺伝現象では両親の影響が見て取れることから不明朗です。これが我々の生活一般からの経験則から大きく乖離したものとして矛盾を感じさせるのです。精子と卵子其々の単細胞の観測化が進み、ここから後成説の台頭が目立ちはじめ、そして前成説に取って代わられます。前成説にに関連して、奇形の原因に関する論議がエティエンヌ・ジョフロワ・サンティレール(Etienne Geoffroy Saint-Hilair/1772年-1844年)を代表的論者とする説明がなされています。その奇形の原因原因が後天的なものとの見方から発生段階で様々な刺激を与えて奇形の発生を観測する実験を行ったのです。ある意味では現代の実験発生学に先行する実験でした。1759年にはスパール・フリードリヒ・ヴォルフ(Caspar Friedrich Wolff/1733-1794)が、著作「発生論」を公開し、その論述の中でニワトリ卵の中に器官の原基が小さい球体として生じる詳細を説明し、最初から器官の形が存在する訳ではないことを明確に述べ、当時の学会にも受け入れられています。以後、子供の形態因子は後成説が有力となり其の後の方向性が定まりました。



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最終更新日  2018年11月12日 06時33分40秒
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