Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年12月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解39
 霊魂の発祥の素因と存在のあり方には大凡(おおよそ)の選別された型があるにせよ、「霊魂論」は自己の徹底的な肉体的な滅びである死と世界自然がある限りにおいての霊魂の継続性と復活を思考に持つ脱我的合一をを否定するものではなく、自身に神秘体験が人間との会話を交わすことも儘あります。真否的には世間の常識からすれば現状にては疑わしいとされることを否定はしませんが、自身の肉体と精神が体験をしたことは精神が尋常でなかったにしろ事実は事実とされるでしょう。このような自己の徹底的な死と復活である脱我的合一が神秘体験の宗教的核心をなす神秘主義は,絶対者を世界のうちにみる世界観としての汎神論からは区別されます。宗教体験の著述や告白は概して神秘体験とは言えようが、殊更「神秘体験」を強調し内精神のみならず外界に対しても場合は働き掛けがある場合は、其の神秘性は強烈であり、人間の社会生活一般の日常性を超え、一般的な合理性とは相容れません。譬えば、キリスト教神秘主義の体験には所謂、唯一神であるたぶんに神格性が賦与された「神」との合一、其のための前提となるイエス・キリストとの霊的結びつきとイエスの見神があり、宗教体験と呼ばれるものは概して神秘体験と云えますが、特に「神秘体験」という場合は、その神秘性・非合理性・非日常性の一段と強烈なものを指す。この狭義の神秘体験を主に取り上げる。例を挙げると、キリスト教神秘主義には神との合一・キリストとの霊的結婚・見神と呼ばれる体験があり、アジアとりわけインド大陸の東に位置する東洋の神秘主義には神との合一の他に禅における悟り体験である豁然大悟、インド伝統哲学における本来の面目現前、身心脱落、見性が見い出されます。此等の「神秘」は何か神変不可思議で荒唐無稽な出来事という意味ではなく、非日常性の深い体験により強烈な感銘を受け、神の愛の喜びや真理の目覚め、心身内外が神秘の魂を満たされ、心の内奥に新しい境地を開くような出来事を意味します。



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最終更新日  2018年12月02日 06時11分59秒
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