Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年12月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解63
 自己の思考の基礎に演繹法、其れもベーコンの帰納法対比されるデカルトの演繹法とも異なり、まるでユークリッド(Euclidean Algorithm)数学を想わせるスピノザの主著「エチカ」の方法論である演繹的な説明原理は1部の「神について」に始まり、第2部「精神の本性と起源について」、第4部「人間の屈従あるいは感情の力について」、最終第5部の「知性の力あるいは人間の自由について」の何(いず)れもが、一には先ず定義に始まり、公理、定理、証明の連鎖から組み立てられ、其の構成はユークリッド数学論理其のものです。スピノザは何に故に此の方法論理を取ったのであろうか、彼自身にとっては唯一必然的な方法であったことを理解することが非常に「エチカ」を読解する上では重要なキーポイントとなります。根本的なエチカの論理は我々を覆う世界の実体は「神」存在其のものであり、其の属性が世界内の全てに十全に満たされ事物は「神」の実体であり、決して他者は存在しません。大宇宙に人間だけが神の属性である意識を持つとスピノザが思考するから、我々の意識は神の意識様態の延長としたものであり、且つ、神の絶対意識が特異化したものが、我々人間の理知及び精神に齎されたものなのだから、「神の意識の延長」としての全たき精神を掴み獲得すれば、おそらくは人間にも「神存在」が見えることはなくとも共鳴する「何もの」かを得ることが出来得るでしょう。スピノザは其れを人間の理知だけではなく倫理から実践することを求めます。「神存在」を知ることは神からは手は延べられなくとも「人間」は至極の喜びを得ます。



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最終更新日  2018年12月27日 07時20分07秒
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