Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年01月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解76
 世界内で社会生活を送る人間は、大なり小なり目的によって行為するということが常識的とも云えます。然し乍ら、スピノザは「目的によって行為するということ」と「目的原因によって行為する」ということとを注意深く厳密に区別しています。其の区別とは、或る表象が目的原因と呼ばれる時は、自然一般を支配する因果秩序とは別個の行動原理が人間に対して付与されるということです。単なる人間の「目的」とは行為の原因として作動する表象・衝動に過ぎないが、他方の「目的原因」では物の原理ないし第一原因として、其れ即ち自身の意思しない先行原因を持たないものとして見なされた限りでの衝動である。理知を獲得した人間が其処に居住するという衝動を単なる目的ではなく「目的原因」であるとするならば、そこでは行為者の持つ表象や衝動が「家の建築」に先立ちその行為を引き起こしたという事実以上のことが意図されているのだとします。例えば、家に対しては、建築家乃至は其の技術が作動因であり、行為者の持つ表象や衝動が「家の建築」に先立ち何故に思い立ったかの原因、其れが「目的原因」であるともいえます。アリストテレスの四原因説での「目的因(Telos)」は、外部からその事物の運動や変化を引き起こす外在因であり、「その事物は何の目的でその場所に存在しているのか」ということであり、人間が誰しも快適性を欲していることを示します。心理学者は「原因」ではなく、目的」が人間を動かしていると言います。「原因論」は他者を含めることで、どうしても他人のせいにしがちになる。しかし、「目的論」では全てが自己の責任となる、所謂、自由意志と通常には捉えられています。



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最終更新日  2019年01月09日 06時26分37秒
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