Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年03月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解145
 スピノザ「エチカ」の方法論、演繹的説明原理は正鵠を射ているのであろうか。スピノザの演繹法は定義に始まり、公理、定理、証明の連鎖は方法論としては認められるものの「定義」がスピノザの恣意に囚われて居ないのかどうかは誰しもが疑問を持ちます。第一義の定義は凡そ個人思考の偏向が入る余地がないものでなければなりません。スピノザの論理経過が万人に認識されない場合はには誤謬が有ると弾弓されるのは免れ得ないことになるのも致し方ないところでしょう。然し乍ら、西洋思想の地下脈流には、誕生環境から洗礼等々キリスト教の教えが生活に密着しており、仏教のように他の諸々の神々を認容することはありえませんから、スピノザが神を演繹で定義することは不遜であり挑戦だとされることになります。西洋哲学の神の捉え方の争論は「神の神格」の定義にあります。スピノザの「神の定義」は「有るもの一般としての遍在(Ubiquity)」であり、人間が観想でどうとかこうとかの疑問を挟めないものだからこそ「彼のエチカ」は「神の定義」を論理の普遍・永遠性と捉えます。此の前提をを受け入れなければスピノザ哲学は何者も意味しないハッタリ哲学に陥ります。世界には始まりも無いし終わりも無いとすれば、其の実体は完全体たる神でありスピノザによれば世界内自然は神の様体の予め準備された実践だということになります。



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最終更新日  2019年03月23日 06時44分10秒
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